HUSKY'S GALLERY TOP
↑TOP
information link bbs
特選ジャズアート
森上義孝 宮崎郁

   

live report  

BACK NUMBER 2005年 2月
斎藤真理子 ギャラリー・ジャズ・コンサート

最新のライブレポートに戻る→
BACK NUMBER→

夕方から小雪舞い散る土曜の午後、ジャズ評論家、高木信哉をして、「一度聴いたら忘れられなくなる。力まかせでない力強さ、次の何かを期待させる魅力ある響き」と驚嘆せしめたジャズピアニスト斎藤真理子が、彼女の2枚目のアルバム「ソー・メニー・スターズ」をひっ提げてやってきた。このアルバム2月23日発売、ギャラリーのコンサートは2月26日(土)。リリースされて3日目。このCDは、スイング・ジャーナルでもWHAT'S NEWのインタビューでもとりあげられた話題作であり、私も『ぜひCD発売で』とお願いして、当日を迎えた。
ベース俵山昌之、ドラムス広瀬潤次(愛称ヒロリン)と人気、実力もうしぶんなく、18時30分からのライブはマイノリティ、彼女の愛猫「愛ちゃんと桃ちゃん」からとったLOVE&PEACH等オリジナル曲からはじまり、主題曲「ソー・メニー・スターズ」、この曲はセルジオ・メンデスが作曲し、サラ・ボーンがゆっくりボサノヴァで歌い込んでいるが、ライブではバラードで斎藤風にアレンジし、しっとりきかせていた。そして前半の圧巻はサイド・ワインダー。この有名なリー・モーガンのジャズ・ロックを、斎藤は俵山昌之、広瀬潤次との見事なコラヴォレーションで、スリリングかつ大胆に演奏し、まさに聴衆をあきさせないライブで前半を終了した。
20分の休憩の後、IDENTITY、THREE LEGSのオリジナル曲の後、あの「四万十」、確かに彼女が言うように、美空ひばりの「川の流れに」のイメージに似た美しい曲である。IF I WERE A BELL、そしてアンコールは、彼女の美しく、しなやかな両指は、エレガントに「WHEN YOU WISH UPON A STARS」を奏でた。このライブの心地よい余韻、これこそ大人のジャズだ!と感じたのは私だけだろうか?

2005年 2月 26日 ハスキー 加藤信吾

斎藤真理子
↑斎藤真理子


HomeInformationLive ReportHusky's LinkHusky's BBSMoriueMiyazakiJazz ArtC-Post

HUSKY HUSKY'S GALLERY
〒253-0044
神奈川県茅ヶ崎市新栄町1-1YAMAJIビル6F
TEL:0467-88-1811 FAX:0467-88-1365
E-MAIL:kato@huskys-g.com
JR茅ヶ崎駅北口
徒歩1分
map