BACK NUMBER　2012年　1月
清水ひろみジャズライブ・リポート

新春のライブの第二弾はケニー・バロンやドン・フリードマンと共演し、CDをリリースしている難波のジャズ・シンガー清水ひろみ。本人いわくバラードばかりで眠くなるかも。珠玉のバラード集「ラブレターズ・フロム・ニューヨーク」は、1920ー50年代のすばらしい名曲を集めたCDで「真実の愛」がテーマとのこと。ピアノ　ケニー・バロン、ヴァイオリン　里見紀子のコンビをバックでの録音は文句なく楽しめるはず。今回はピアノはケニー・バロンのかわりに大阪の生田幸子であったが、新春スペシャルの名にふさわしいライブであった。I can't get give you anything but love、from this moment on、love letters、amapola、almost like being in love、embraceble you、but not for me、smile、I'm begining to see the light、every time we say good bye、そしてアンコールはwhat a difference a day mabe。清水の衣装変え2回ライブはまさに後味さわやか、愛の世界のジャズバラードで、生田と里見のバックで、楽しそうに歌う清水に聴衆は恋しているようであった。

2012年　1月15日　ハスキー 加藤信吾

↑清水ひろみ